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MINIMAL(ミニマル)=最小限な。
眼鏡フレームは製造するのに200〜250に及ぶ工程を経て
1本の眼鏡フレームが出来上がります。
フロント、テンプル、ノーズパッド、丁番、各所ネジなどなど
組み立てるのに必要なパーツ多種多様です。
それとは真逆なコンセプトで世界中に発信されている
MINIMAL(最小限)なデザインに特化したこの2ブランドをご紹介します。
・LINDBERG(リンドバーグ):デンマーク
SPIRIT TITANIUM
世界最軽量(約1.9g)のフレームを発信しているリンドバーグは
デンマークの検眼士ポールヨルン・リンドバーグによるブランド。
見るからに軽さが特徴的なリムレスフレームの特徴は
特許を持つネジを一切使用しない構造です。
フロントとテンプルを繋ぐ丁番を始めレンズを止めるネジまで排除され
出来るだけ視界に余計なものが入らないように考慮されています。
又、金属同士を接着する溶接個所もなく、
ブリッジとクリングスも一体型のパーツの為、
強度が均等なバランスになっています。
この構造により無限に近いレンズシェイプでの加工が可能です。
カラーバリエーション豊富なチタンパーツは年齢、性別問わず使用でき
鼻、耳に接触するシリコンパーツはアレルギーフリーな素材を使用してます。
・MRKUS-T(マルクスT):ドイツ
D siries
デザイナーのマルクス・テミング氏によるドイツ発信のブランドは
北ドイツの田舎町に本社を構え、MADE IN GERMANYのモノづくりで
世界各国に発信され、数々のデザインアワードを受賞し続けています。
先のリンドバーグと同じ針金のようなチタン素材を使用し、
ネジ、溶接などは一切排除されています。
マルクスTの心臓部分であるこのBOX型の丁番で
フロントとテンプルを繋げています。
シンプルなフロントに対してアクセントとなる太めのテンプルは
超柔軟性のTMiという特殊な樹脂を使用し
汗、整髪料、紫外線などにも強く変色、硬化がほとんどありません。
極細のチタンフロントに装着するレンズの止め方も特徴的で
サイドのスリットにひっかけられ、ブリッジパーツを経由し
左右のレンズが1本の糸で装着されているのがわかります。
レンズを止める糸1本でさえも簡略化されているあたりは驚きの一言です。
どちらの2本もよく見ると単純な構造のように見え
シンプルなだけに見えますが
誰も想像もしない着眼点が一番の個性にもみえます。
色、デザインにこだわったフレームも魅力的ですが
MINIMALなデザインはその機能性に惹かれるものがあります。
是非一度お試しくださいませ。
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